【政界インサイダー情報】苫小牧市市議会IR決議 環境アセスメント予算を計上
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北海道苫小牧市議会はIR候補地などの「環境アセスメント」調査費1,800万円の追加を今回初めて可決しました。
現I R候補地での環境影響可能性評価調査として、現状は豊かな北海道の原生林開発(候補地そのもの)に対して、その影響・調査を実施するための費用を捻出したというものです。
原生林はキタキツネやヒグマの生息地で、渡り鳥の飛来地、鮭の産卵地でもあり、松、クヌギ、白樺、杉などが群生しています。千歳空港に近いとはいえ、この国の自然環境財産の保護が最優先されているのです。
全国に先駆けて、I R Project誘致開発を促進し、積極的な活動をしていた苫小牧市市議会が、「初めて環境アセスメント調査費用がついたので、今からこれを実施します」と言っている訳です。それもギャンブル依存症や環境保護団体などのI R誘致開発反対派の強い突き上げと指摘を受けての行動です。「本末転倒」もいいところです。事前に調査を完了しておくのが鉄則です!
早くて3年、通常で4~5年、場合によってはそれ以上の期間、調査を行わないと認可されません。この期間、すべてのI R誘致開発準備作業がストップします。当然です!調査結果の可否判断が出るまでは誰も手が出せないのです。
この状態のなか、当地の行政を含む経済団体などの「素人賛成派」は、いまだに来年早々、I R Project開発に関する新規運営開発母体の"公募"を実施すると公言している訳です。また、マスコミも知識不足から、それを真面目に報道しています。とてもお粗末な展開です!
北海道の鈴木知事は、このような状況下、本年末(12月末)までに本件I R誘致開発に対しての結論を出すと公言しています。
しかし、前述の状況からすでに結論は出ています。I Rはやろうにもやれない訳で、すべてにつじつまが合わないのです!
今回の北海道の問題だけではありません。長崎も和歌山も、全国の行政、民間問わず、いずれのサラリーマン組織も政治家も、リスクを後回しで"甘い香り"だけを追った結果、このような「超お粗末」な展開になる訳です。清廉潔白な福岡の若者たちよ、「I R誘致開発を頑張れ‼」。
【青木】
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