2024年12月29日( 日 )

受験シーズンで保護者から頼られるブレインフードが高麗人参~予防医療の新しい風(4)

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海風診療所 院長 沼田 光生氏

 予防医療・健康増進を実践する医療施設として、全国から年間延べ3万人以上が訪れる診療所として注目されているのが海風診療所。今回、院長・沼田光生氏に、同院が推進する、予防医療事業の内容について聞いてみた。

 ――その学習塾でのモニター試験というのはどのような内容だったのですか。

 沼田 光生 氏(以下、沼田) 高麗人参のなかでもとくに薬効の強い高麗紅参(こうじん)を使った健康茶を開発したチョイスジャパン社が、山口県内で東進衛星予備校を3校13教室運営している企業と協力して、塾生徒さんを対象に二年連続、モニターとして数十名に飲み続けてもらったところ、1人もインフルエンザや風邪を発症せず、免疫力や集中力が上がり、志望校にも合格できたとお聞きしています。モニター参加者では月に一度、必ず風邪などで体調を崩すという生徒もいて、大きな改善がみられたようです。

 ――これから受験シーズンを迎え、風邪やインフルエンザを発症しやすい時期と重なり、体調管理のサポートが重要です。保護者の方や学習塾側にとっても、関心の高い試験結果ですね。

海風診療所 院長 沼田 光生氏
海風診療所 院長 沼田 光生氏

 沼田 高麗人参茶だけが関与しているわけではないとは思いますが、食生活と合わせて高麗人参茶を摂取することで非常に高い相乗効果が得られると考えております。学習塾もこれまでの学力を上げるための指導だけではなく、モニター試験を行った塾のように、生徒が本番の試験でいかに高いパフォーマンスと集中力を上げられるかという、メンタル面のコンディションをサポートする役割を担っているところもあります。

 その一方で、保護者側は受験する子ども達に万全の状態で試験に臨んでもらうために、食生活でどのようなサポートをすれば良いかわからないという声が多いため、高麗人参を勧めています。

 今の人たちの食生活を見ると、良い食品以上に菓子、ジュースやエナジードリンクといった、体に良くない添加物を含む食品を摂取していることが多いです。そうした食生活が原因で免疫力が落ちたり、血流が悪くなることで疾病の要因となっています。受験生にとって体力的にも精神的にも非常に厳しい環境を迎えるにあたり、高麗人参は未病の観点から、コンディション管理の面で健康度を高め、体に良い結果をもたらす機能性食品だと言えるでしょう。

 ――高麗人参がブレインフードとして脳を育てる機能性を持つ食品である一方、気になるのが安全性の面ですが、その点はいかがでしょうか。

 沼田 先ほど高麗人参はステロイド様の作用をするとお話ししましたが、ステロイドは薬ですと体に悪い作用だけでなく、良い作用も抑えてしまう働きがあります。しかし、処方している紅参末は良い作用は抑えません。食品用途においても副作用がありませんので、過剰な摂取をしなければ安全です。

 最近の学生はカフェイン含有のエナジードリンクといった栄養飲料を多く飲んでいると聞きますが、飲みすぎて病気になったというケースもありますし、有害だと感じています。同等の作用を求めるなら高麗人参は効果が期待できる上、安全です。

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