2024年11月22日( 金 )

桜を見る会から一転~桜散る安倍政権

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 安倍晋三首相の通算在職日数が11月20日に桂太郎氏を抜き、単独で憲政史上最長となった。トップ4の安倍晋三氏、桂太郎氏、佐藤栄作氏、伊藤博文氏はいずれもわが故郷である山口県出身者。

 第二次安倍内閣が発足した時、下関市民は安倍首相が衆議院山口4区から中国ブロックの比例に回り、林芳正参議院議員を衆議院議員に迎えるのではないかという淡い期待を抱いていたが、禅譲はしなかった。

 また下関市では、国政選挙や下関市長選などの地方選挙で汗をかく安倍派市議は「桜を見る会」に招待されるが、非安倍派市議には声がかからないという差別的対応がまかり通っているという。

 今までは山口県人としての誇りをもっていたが、「桜を見る会」から生まれた多くの疑惑が明るみになるにつれて、その誇りはいつの間にか消え去った。

 選挙制度改革により安倍首相の選挙区は山口第4区に変更され下関市と長門市となった。父の代から安倍首相の地元は下関市で、本籍地は長門市。これを見ると、選挙区の線引きも安倍首相による我田引水だったのではないだろうか。

 またサンデン旅行の親会社はサンデン交通。同社を運営する林家はサンデン交通や山口合同ガスなど経営する下関の名家で、林議員もサンデン交通の7位株主(0.4%所有)に名を連ねている。サンデン旅行を利用しているのは、その償いではないかとの見方もできる。    

 「桜を見る会」では、実弟の岸信夫衆議院議員や妻の昭恵夫人の名も挙がっており、山口県人としては、今はただ、安倍内閣が潔く総辞職することを願うばかりである。

【山口県人より】

2016年の「桜を見る会」での集合写真(新宿御苑で)

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