2024年11月05日( 火 )

シリーズ・コロナ革命(6)~毎年コロナウイルスのような厄災が発生する覚悟

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自然災害の規模拡大と理由は同じ

 日本だけではなく、大規模な自然災害に全世界が見舞われることが確定した。人類の豊かな生活のつけ=CO₂の垂れ流しにより地球温暖化を招いた。結果、世界中で前代未聞の大型ハリケーン(台風)が発生することとなり、相当の覚悟が必要となった。人間は食べたら必ず排泄物を出す。この循環を維持することで、健全な生命活動を維持できるのである。もし、排泄ができなくなれば、一瞬にして人間の身体は変調をきたし、己の生命が危うくなる。

 化石エネルギー(原油・石炭など)を効率的に使って人類は豊かな文明を築いた(御馳走にありつけて幸福な時間を得たという意味)。ところが化石エネルギーの消費はCO₂を地球上に大量に発生させる。野放しにしていたことで地球上の温暖化が加速化された(豊かさの根源になった〝汚物″「CO₂」未処理のつけ)。日本の場合、今年の夏秋に台風が3個位直撃し、梅雨明け時の集中豪雨被害から免れることは不可能だろう。

 一度、千葉県を歩いてみたらいかがだろうか。戸建住宅の屋根が青いテントで覆われている。被害があって半年が経過しようとしているにもかかわらず、瓦工事が済んでいないのだ。

 火災保険会社は自然災害の補償により経営基盤が揺らいでいる。おそらく保険料を3倍増にする検討をしているようである。毎年のように自然災害が発生し、被害額が兆円を超えることが珍しくなくなる。我が国は国土保全名目のために毎年、3~4兆円規模の予算が必要になるのではないか。

 定期的にコロナウイルスなどの感染症に襲われる覚悟が今後は問われるようになる。諸説あるが、今回のコロナウイルス騒動は誰もが「人為的なもの」と認めている。代表的なものは「中国共産党の権力闘争の道具として使った」というものだ。細菌兵器の一種「コロナウイルス」を利用したという説もある。

 第一次世界大戦では毒ガスの使用により、多くの戦死者が出た。これを踏まえ、一時的に細菌兵器の研究を阻止する動きがでてきて、国際的な禁止条項も締結された。しかし、短期間で有名無実化した。多くの国が細菌兵器を保有していることが明らかになりつつある。国家間戦争に利用されるなら、いざ知らず、国内の派閥闘争、個人的テロに使われ、全世界にコロナウイルスのような細菌が蔓延したらどうなるのか!想像しただけで恐ろしい。

 細菌兵器利用阻止の締結を徹底したら問題にはならなかったのだろうが、世界の軍事強国は「ライバル国を叩くために我が国だけは開発しよう」という欲に駆られ、秘密裏に開発してきた。各国が細菌兵器をもつことへの誘惑に駆られたことで中途半端となってしまった。テロリストですら、細菌兵器をもつことが容易になった。

 さらに困ったことにウイルス遺伝子の組み換えを誰もが容易に行えるようになった(この分野の研究専門員は世界にゴマンといるそうな)。コロナウイルスの跋扈により世界各国が対応に苦労している様子をみて痛快感を抱く変人のような輩もいるだろう。個人的な興味が高じて細菌をばら撒く輩が出現する可能性は否定できない。各国政府は他国と協力して定期的にコロナウイルスのような疾病が発生するリスクへの対策を最優先で講じなければならないだろう。

コロナウイルスへの対応力~アメリカの脆さに愕然

 今回のせめてもの救いは感染者の死亡率が低いことである。素人の見立てであるが「人為的ウイルスの死亡率を高めることは容易ではないのか!」と感じた。今後、たとえば、抹殺または大打撃を与えたい国家に対し、強力な細菌兵器が使われることもあり得る。今回の新型コロナウイルス感染拡大の現実は、次を想定する輩たちにとって、その影響力を研究する場になったのではないかと考えるとぞっとする。

 今回のコロナウイルス蔓延の渦中で、奇妙なことに気づいた。細菌兵器開発の最先端を走っているのはアメリカであることは周知の事実である。それなのに現在、アメリカ国内で流行しているインフルエンザ(最近ではコロナの一種と指摘する専門家が増えている)によって死者が増加している。アメリカの感染症対策のレベルが低いというのではない。「低所得者は病院で診療を受けられない」という冷厳な事実があるから、患者が病院へ行けず、死者が増えているのだ。

 おそらく今回のコロナウイルス跋扈はアメリカの差別医療の現状(低所得者を見捨てた医療制度)変革のきっかけになるのではないか!見通しが甘いかな。

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