2024年12月22日( 日 )

【北九州市】週明けも学校の授業を午前中のみに~新型コロナウイルス感染者増大を受け(5月29日現在)

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 北九州市では、5月23日から28日にかけ連続で感染者が発生し、28日は21名と大きく増えている。

 29日、菅義偉官房長官は記者会見で、緊急事態宣言を解除して間もないこともあり、「第2波がきたとは考えていない」と述べているが、同日、北九州市の北橋健治市長は記者会見で「第2波のまっただなかにある」と述べ、強い危機感を示すとともに、学校および施設に関する対応について言及した。

 北九州市は26日、厚生労働省へのクラスター対策班の派遣要請、市内の一部施設(計43施設)の臨時休館などをすでに決めていたが、北橋市長は29日の記者会見において、当初は週明けの6月から通常どおりの再開を予定していた学校に関し、5月最終週と同様に授業を午前中のみに留めることを発表した。

 また、小倉城、松本清張記念館、門司港レトロ地区などの学習施設・観光名所の計43施設は28日から臨時休館となっていたが、今後は図書館などを含む屋内の施設すべてが臨時休館となる。期間は6月18日までを予定している。

 北九州市との往来が頻繁に行われている下関市は、6月1日から再開予定だった水族館「海響館」の休館を、18日まで延長することを決めた。

【茅野 雅弘】

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