2024年12月04日( 水 )

【みやき町】明太子の「かねは」「せんちゃんフーズ」と進出協定締結

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 佐賀県みやき町は19日、明太子を主力に取り扱う(株)かねは(本社:福岡市東区、代表取締役・吉永徳法)および、同社子会社の(株)せんちゃんフーズ(本社:佐賀県みやき町、代表取締役・吉永徳法)と進出協定を締結した。

進出協定式出席者一同

 かねはグループは、(株)かねは、(株)かねは食品、(株)インヴィンシブル、(有)吉徳、(株)鮮鼓堂とこのたび、みやき町に工場を新設する(株)せんちゃんフーズの6社で構成されている。

 せんちゃんフーズの新工場は、7月に着工、21年6月竣工予定で7月の操業開始を目指している。敷地面積は11,497.74m2、建物は3,000m2で一部2階建。投資額は19億9,600万円となっている。工場内には、直売所、レストラン(30席)を設置。かねはグループの工場としては6カ所目、店舗としても6店舗目となる。なお、レストランの開業はグループとして初めての試みで、明太子を使ったパスタをメインに「食べ放題」として提供する。

 せんちゃんフーズは21年7月開業予定で、初年度売上高は3億6,000万円(10月決算のため4カ月決算)、28年度には20億円の売上高を見込む。また、雇用は、地元からの雇用を行い、初年度は60名、28年4月までに総勢70名の雇用を計画している。

 協定書の締結後、みやき町長・末安伸之氏は、「このたび、みやき町にきていただき感謝しております。明太子を用いた餃子など、いろいろなニーズにあった商品を製造されており、食生活の新たなパートナーになっていただく企業。住民も喜ぶでしょう。また、10月から再開されるであろう、ふるさと納税の返礼品にもぜひ使わせていただきたい」と語った。

 吉永社長は、「みやき町に進出した理由は、とくに立地面。福岡、久留米、鳥栖へのアクセスが良い。約20億円を投資し、新しい工場を建設します。雇用面においても、みやき町に貢献できるよう頑張っていきます」と抱負を力強く語った。

吉永社長(左)と末安町長(右)

【内山 義之】

関連キーワード

関連記事