2024年12月04日( 水 )

【みやき町】サッカー日本代表専属シェフ 西芳照氏、子どもたちに「ふるまいカレー」

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 6月26日、サッカー日本代表専属シェフの西芳照氏が佐賀県みやき町に来町し、同町の子どもたちに「ふるまいカレー」を提供した。

 この企画は(一社)みやきスポーツコミッションが主催し、コロナ渦でのケアとして、「子どもたちを元気にしたい」という思いから開催され、学童保育の子どもたち、お迎えに来たお母さんやお父さんも参加。みやきなでしこU-15のメンバーも加わり、にぎやかな会食となった。

 会に先立ち、みやき町長・末安伸之氏は「西さんにみやき町に来ていただけるとは夢にも思いませんでした。食材や器など多くの協賛をいただきました。この催しが、これからスポーツコミッションとのかかわり、絆がもっと大きくなって、みんなが元気で豊かになるように」と感謝を述べた。

みやき町長・末安伸之氏

 玉ねぎのみじん切りなど下ごしらえをするために前日より来町した西芳照氏は、「スポーツ食の力で元気になっていただきたいですね。お米、お肉、玉ねぎ、じゃがいも、にんじんなどの食材については、みやき町産を含むすべて佐賀県で準備しました。今回のカレーは、日本代表選手が試合後に食べるカレー。お米の炭水化物、お肉のタンパク質など栄養が多く取れるメニューで、疲れをとる食事として出しています。それと同じものを用意しました。たくさん食べて、スポーツも勉強もがんばってほしいです」と話した。

 カレーを食べた中原小学校4年生の比嘉瑛士くんは、「ちょっと辛いけど、おいしい。おかわりします」と元気に答えてくれた。

 西シェフは、2004年にサッカー日本代表の専属シェフに就き、4大会連続で男子のワールドカップに同行するほか、Jリーグチームの海外遠征に50回以上帯同した経験を持つ。

 みやき町は、1月に「女子サッカーのまち」宣言を行い、スポーツ振興を通したまちづくりの推進を図っており、4月には、なでしこジャパンが2011年女子サッカーW杯で優勝したときのゴールキーパーの海堀あゆみ氏を同町スポーツ政策ディレクターとして招いている。

子どもたちにカレーをよそう西芳照シェフ(左)と海堀ディレクター(右) 

 同町はさまざまな関連イベントを行っており、今月16日には、自主トレキャンプで滞在中のサッカー日本代表の小林祐希選手による農業体験およびみやきなでしこU-15のメンバー、同町の少年サッカークラブの子どもたちへの激励イベントが行われたばかりだ。

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【内山 義之】

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