九州電力、川内原子力発電所1号機が全国初の新基準対応で運転再開
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九州電力は13日、川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)が全国で初めて新基準をクリアし、運転を再開すると発表していたが、17日夜に運転を再開した。19日には発電を再開し、12月中旬には通常運転に戻る見通し。
川内原発は、2011年の東日本大震災の福島第1原発事故を受け、より厳格化された新基準に対応するための工事がなかなか進まず、当初予定していた整備費は5倍に膨れ上がった。
施設の設置など、政府の原子力規制委員会の定める新基準への対応が義務付けられており、九州電力は今後の川内原発2号機、玄海3、4号機の再稼働に向けて、早急に対策を進めている。川内原発2号機もおよそ9割の工事が完了しており、12月の下旬には再稼働する見通し。
【河原 多聞】
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