【福岡県政インサイダー】小川知事ついに辞意表明か　後任に高島福岡市長

　19日に入院した小川洋・福岡県知事が辞意を固めたという情報がかけめぐっている。小川知事は咳や息のしにくい症状が続いたため19日の公務終了後に入院し、県が「慢性閉そく性肺疾患」で1週間程度入院すると発表していた。

　小川知事は19年の県知事選出馬当時から健康不安説がくすぶり続けており、昨年12月にも入院していたことから、県政関係者周辺では「（任期満了まで）あと2年はもたない」という見方が広がっていた。

　さらに21日夜からは、自民党県議を中心に「小川知事が武田良太総務相に進退について相談した。その際に辞意を伝えた」という情報が広がり、「後任には、高島宗一郎・福岡市長の名前が出た」というサプライズまであったという。

　高島市長については国政転出の噂が絶えず、「市長職に飽きた」とされることからその動向が注目されてきた。県内での知名度の高さは自他ともに認めるところで県知事への転出も当然視野に入っているとされ、福岡市政、福岡県政関係者の周辺がにわかに慌ただしくなっている。

【特別取材班】