2024年12月29日( 日 )

トライアル5、マルキョウ7品目を値上げ 食品19品目売価調査

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 トライアル値上げ5、値下げ4品目、マルキョウ値上げ7、値下げ3品目――データ・マックスが27日行った食品主要19品目の売価調査によると、昨年11月30日時点に比べ、トライアルカンパニーとマルキョウは多くの品目の売価を動かしていた。両社に対し、ルミエールは全品目で前回売価と同じだった。

 トライアルはカゴメ・トンカツソース300gを129円から139円、キューピーマヨネーズ450gを185円から189円、伊藤園「おーいお茶」2Lを129円から139円などに値上げ。一方で、日清カップヌードルを149円から139円、ハウス・バーモントカレー195円を189円、ネスレ・ゴールドブレンド80g499円を489円に下げていた。19品目中、9品目の売価を動かしており、マルキョウの10品目とほとんど変わらない。同社は従来から数円単位で頻繁に売価を上下させており、ディスカウントストアの基本であるEDLPにそぐわない。理由はわからないが、社内制度に問題があるのだろう。売価を頻繁に動かすと利益管理が煩雑になる。

 これに対し、ルミエールはEDLPに忠実で、ほとんど売価を固定している。消費者の価格への信頼度ではトライアルを上回る。

 マルキョウは日清カップヌードルを118円から129円、伊藤園おーいお茶107円から161円、キリン「のどごし生」6本入りを725円から736円などと値上げが多かった(価格は税込)。

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