2024年12月22日( 日 )

上場9社の2~3月期 業態間の明暗鮮明 ナフコとMrMaxは利益倍増、百貨店3社は赤字

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 上場9社(子会社を含む)の2021年2、3月期決算は、コロナ下で業態による明暗が鮮明にわかれる。巣ごもり特需で食品スーパー、ディスカウントストア、ホームセンターが増収増益で過去最高の業績を上げるのに対し、総合スーパー(GMS)と百貨店は苦戦、百貨店3社は赤字に転落する。

 増収増益はイオン九州、ダイレックス、ナフコ、リテールパートナーズ、ミスターマックスHDの5社。このうち、イオン九州は営業収益が前期比52.8%増、経常利益2.7倍と表面上は大幅増収増益だが、マックスバリュ九州との合併によるもの。GMSは厳しく利益の足を引っ張る。

 ナフコとミスターマックスHDは経常利益が2倍以上に急増する。増収効果に加え、粗利益率の改善と経費の抑制が寄与する。

 イズミは5.7%の減収見通し。経費削減で経常利益は3.6%の小幅増を確保するが、第3四半期の営業キャッシュフローが前年同期の3分の1に減少するなど利益の質は悪化している。

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