東宝(株)は、13日、2021年2月期決算(連結)を発表した。これによると、同期は売上高1,919億4,800万円、経常利益241億9,500万円、当期純利益146億8,800万円を計上した。
同社は、国内歴代興行収入記録を更新中の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(4月12日時点で396億円超)などの配給を手がけたが、映画・演劇事業において新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした劇場の休業や、時短営業などを実施。
不動産事業においても、商業施設の臨時休業にともなう賃料の免除や歩合家賃の減少、入居テナントに対する賃料減額措置を行っており、「鬼滅」効果もこれらの影響をカバーするまでにはいたらず。売上高は前期比708億1,800万円の減収、当期純利益は同219億2,100万円の減益となった。
同社は、主力である映画事業全体の次期営業収入を、「ゴジラvsコング」、「劇場版 呪術廻戦0」などの話題作を配給することもあり、1,354億円(前年度比16.5%増)と見込んでいる。
【代 源太朗】
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