スーパーゼネコン・清水建設(東証一部)が2021年3月期の決算発表を行った。同期は売上高1兆4,564億円(前期比14.2%減)、経常利益1,054億円(同23.6%減)、最終利益771億円(同22.0%減)を計上。減収減益となった。
同期の国内受注は上下水道や道路などの土木工事が前期を大きく上回ったほか、事務所・庁舎なども堅調だったが、宿泊施設や工場、住宅が落ち込んだ。また、国内建築工事および海外工事の採算悪化から大幅減益となった。次期繰越工事としては、「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業に係るA街区・B-2街区施設建築物等新築建築工事」などがあり、次期繰越高は1兆9,462億円(同2.5%減)となった。22年3月期は売上高1兆3,350億円、経常利益675億円、最終利益600億円を予想している。
【永上 隼人】
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