2024年11月23日( 土 )

【読者ご意見】ベトナム人技能実習生の失踪者急増~ベトナムの大手送り出し機関5社からの実習生の新規受け入れ停止へ

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 今回は、技能実習生の失踪者増加を受け、ベトナムの送り出し機関数社からの受け入れが停止となったことについて寄せられた意見を紹介する。

 技能実習制度を監督するため国が設けた認可法人・外国人技能実習機構(OTIT)が、ベトナムの大手送り出し機関5社からの実習生の新規受け入れを停止する方針を、ベトナム政府に文書で伝えたことがわかりました。5社が日本に送り出した実習生のなかから、多数の失踪者(3割)が出たことが理由とされています。

 OTITは1日付で、技能実習生を所管するベトナムの労働・傷病兵・社会問題相の海外労働管理局(DOLAB)に通知しました。近くこの方針を公表した後、2カ月後をめどに実行すると説明しています。

 ベトナムの送り出し機関は政府の認可に基づいて日本に実習生を送り出す人材派遣会社。6月現在で約460社あります。

 文書によると、OTITはDOLABから、送り出し機関の派遣者数(2018年)のデータ提供を受けた。日本の受け入れ企業から提出される各実習生の実習計画に記載された送り出し機関の名前と突き合わせて、失踪者が多発している送り出し機関を特定しました。

 そのうえで、18年と19年の合計の失踪者数の割合が平均の約3倍を超えた5社を対象に決めました。

 失踪者や不法滞在を出した受け入れ企業には、1人あたり罰金100万円の上、以後の受け入れ禁止、こんな人身売買みたいな制度はやめたが良いと思います。企業もやって来る人も、何かを学ぼうなんて思っていないのでしょう?

 使い捨ての駒として使おうとする日本の企業も、良からぬ考えをもって日本に来る外国人も、どちらにも問題アリと考えます。

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