【再掲】2050年代を見据えた福岡のグランドデザイン構想(39)~クラスター分類による「都市機能課題の関連」
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C&C21研究会 理事 下川 弘 氏
前回((38)キーワード分析による跡地活用の方向性)の分析によるキーワードと、空港問題および跡地問題とを重ね合わせ、クラスター(集落)に分類して図形化したものが、下記の図である。
この図を見ると、新福岡空港と現空港の問題や、現空港の跡地活用や地下活用、大規模テーマパークの誘致、動植物園の移転、防災基地、防衛予算の活用、沖縄米軍の負担軽減――など、さまざまなキーワードをそれぞれつなげて考えることができ、現空港の跡地にできる大規模な空間を活用したゾーニングが可能となってくる。
(つづく)
<プロフィール>
下川 弘(しもかわ・ひろし)
1961年生まれ、福岡県出身。熊本大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程を修了後、87年4月に(株)間組(現・(株)安藤・間)に入社。建築設計第一部や技術本部、総合企画本部企画部などを経て、99年1月には九州支店営業部に配属。その後、建築営業本部やベトナム現地法人、本社土木事業本部営業部長などを経て、2020年9月から九州支店建築営業部営業部長を務める。社外では99年9月からC&C21研究会事務局長(21年8月から理事)を務めるほか、体験活動協会FEA理事、(一社)日本プロジェクト産業協議会の国土・未来プロジェクト研究会幹事、(一社)防災教育指導協会顧問など数々の要職に就いている。関連キーワード
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