縄文文化を見直し縄文精神に 立ち返れ「縄文道」発言の紹介と日本社会活性化の鍵
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(一社)縄文道研究所
(一社)縄文道研究所代表理事加藤春一氏より、縄文文化、縄文精神の復活を唱えた人々のメッセージを紹介していただいたので、掲載する。
産経新聞 特別顧問 田村 秀男
日本は経済的危機、精神的危機に直面。政府は自助、共助、公助を主張するが、縄文時代の「共助の精神」を今こそ蘇らせることが重要だ。
考古学者 大島 直行
縄文人の頭脳は右脳主体である。病気になり8年間右脳のみを使用した脳科学者、ジル・ボルト・テイラーの経験を紹介。男と女、上と下の区別がなくなり、常に自分と世界はつながり幸福だった。他者、時間、対立の概念がなくなった。縄文アニミズムの現代への復活は「右脳の活性化」である。
イスラエルの歴史学者 ユバール・ノア・ハラリ
(ベストセラー「ホモ・サピエンス」著者)現代人は科学技術の発達で経済性、利便性に慣れ、人間の本来持っている五感、六感が失われつつある。今こそ本来人間が有している五感、六感を取り戻すために狩猟、漁労時代の人間の生き方を学ぶべき時だ。
縄文土器の価値を見出した岡本太郎
(敗戦後の1946年 上野国立博物館で)最初に縄文土器と出会ったとき、天才画家岡本太郎は「これは何だ、凄まじいエルギー、生命力だ。これは本当に先祖の日本人のつくったものなのか」と唸ったという。そして縄文土器の立体感と迫力を「四次元との対話―縄文土器論」にて紹介した。
加藤は約32年前にパースでこのエッセイに触発され、上野の東京国立博物館で縄文土器と出会ってから、縄文文化にハマった。現在の「縄文道」へと至る原点だ。結論
縄文人の有していた生命力、エネルギー、本能力、五感、六感、直観力、ヒラメキを現代に蘇らせるのが「縄文道」。新たなデジタル社会、超グローバル時代に活躍できる人財が「新縄文人」。活性化へのカギは、身近な日本文化にある。
頭―IQ―日本語とソロバン
心―EQ―座禅
体―PQ― 武術、とくに合気道
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