2024年11月23日( 土 )

【読者からの投稿】コロナの実態に即した対応を

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 私は現在、大分市の抗原検査センターでアルバイトをしています。新型コロナの最前線で肌感覚から得た情報を基に、私なりのコロナに対する考えを述べてみようと思います。

 検査センターが始まった5月には検査人数500人以下、陽性者数は1日0人から3人程度だったのが、ここ2週間くらいは1,300人以上を検査し、毎日10人から15人ほどの陽性者を発見しています。

 インターネット上の情報を加味すると、「武漢コロナ」はインド株(デルタ株)に変わってきているように思います。ご承知のようにデルタ株は、感染力は強いが毒性は弱いです。テレビは相変わらず感染者数ばかり報道し、恐怖を煽っていますが、政府発表のデータからも重症率は5月よりも下がっており、高齢者へのワクチン接種が進んだ現状においては、マスコミが騒ぐほど恐れる必要はないと思います。

 今の混乱は、政府の対応のまずさが一番の原因ではないでしょうか。尾身さんも専門家としての意見を言いませんし、菅総理も歯切れの悪い答弁に終始し、何をしたいのかがよくわかりません。巷で言われているように2類から5類への変更こそが、この状況を抜け出す唯一の方策ではないかと思います。

 世界では、ワクチン接種の証明があれば、入国に際して2週間の隔離が不要になっていますが、日本ではいまだ2週間の隔離を要請しており、とてもチグハグな対応となっています。

 また、「武漢コロナ」の実体がわかってくるにつれて(京都大学の宮沢孝幸准教授や高橋洋一氏らがネットで発表)、注意しなければならない部分はあるが、もう毎年のインフルエンザと同じ扱いでよいように思います。

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