【論考】イベルメクチンの新型コロナへの効果(2)
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国際教育総合文化研究所 所長 寺島 隆吉 氏
国際教育総合文化研究所所長・寺島隆吉氏は、先日出版した『コロナ騒ぎ謎解き物語 コロナウイルスよりもコロナ政策で殺される』において、各国の政府首脳は新型コロナウイルスが弱毒性であることを知りながら、国民にコロナの恐怖を煽り立て、巨大製薬会社の利益のためワクチン生産を最優先していると批判している。WHOが使用を推奨していないイベルメクチンをめぐって、その成果について寺島氏に紹介してもらった。
いま日本で強力に推進されている「mRNAワクチン」は、遺伝子組み換えワクチンであり、しかも先述の通り、臨床試験が終わっていないものです。
これはFDA(アメリカ食品医薬品局)でさえ正式なワクチンとして認めておらず、EUA 緊急使用許可(Emergency Use Authorization)しか認められていません。
他方、「イベルメクチン」は、発音が「ワクチン」と似ているので、ワクチンと勘違いされていますが、ワクチンと違い経口投与ですから、水かお湯で飲めばよく痛みもなく、安全かつ安価です。
大村智博士がアメリカのメルク社と共同開発した「メクチザン」と名付けられ、WHOの報告によれば、アフリカ赤道直下の河川流域では1997年の1年間で300万人が失明から救われたと言われています。
日本では製造されていませんから、外国から輸入せざるを得ません。商品名は「ストロメクトール」として販売されています。この名前だと、ワクチンと勘違いされる必要はありませんが、ジェネリックではないので値段は高くなります。
通販で購入した場合、「ストロメクトール」の後発医薬品(ジェネリック)は「イベルメクチン」という名前で売られているため、混乱を生じさせるのですが、値段はずっと安くなります。私が通販で購入した「**薬局」では、次の値段でした。
上記の通り、後発医薬品(ジェネリック)としての「イベルメクチン」は「ストロメクトール」の3分の1の価格で買うことができます。買う数量を増やせば6分の1の価格で買うことができるのです。
ところが不思議なことに、この薬局では「ストロメクトール」はすべて売り切れで、買えるのは「イベルメクチン」のみでした。しかも、その「イベルメクチン」ですら、「6mg」のものはすべて売り切れで、残っているのは「12mg」のもののみでした。
これを見ると、一般庶民は危険な遺伝子組み換えワクチンを避けて、大村博士の「イベルメクチン」を買いに走っていることがわかります。加えて、「イベルメクチン」は後発医薬品(ジェネリック)だから効き目が薄いと思っていることもわかりました。
つまり、テレビなどを見ていると、多くの人はワクチンを打つために接種会場に殺到して、会場では列をなしているように見えますが、mRNAワクチンの危険性を知っている人は、むしろ「ストロメクトール」に殺到しているのです。
(つづく)
<プロフィール>
寺島隆吉(てらしま・たかよし)
国際教育総合文化研究所所長。元岐阜大学教育学部教授。1944年生まれ。東京大学教養学部教養学科を卒業。石川県公立高校の英語教諭を経て岐阜大学教養部および教育学部に奉職。岐阜大学在職中にコロンビア大学、カリフォルニア大学バークレー校などの客員研究員。すべての英語学習者をアクティブにする驚異の「寺島メソッド」考案者。英語学、英語教授法などに関する専門書は数十冊におよぶ。近著に『コロナ騒ぎ謎解き物語 コロナウイルスよりもコロナ政策で殺される』(あすなろ社)。関連キーワード
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