2024年12月23日( 月 )

【衆院選2021】林芳正候補(山口3区)が出陣式

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 【表1】は2021年10月31日に投開票される衆院選挙(山口4選挙区)立候補者の経歴表である。
 山口3区で、自民党公認の林芳正候補(60歳)が、公示日の19日、山口県宇部市の宇部空港近くの公園で出陣式を行い、「党公認、公明党推薦として選挙にのぞめることをお礼申し上げます」と述べた。
 出陣式では、宇部市長をはじめとした選挙区内の首長が紹介されて激励の挨拶を行った。公認を争った河村建夫元官房長官(78歳)は姿を見せなかった。また、「比例北関東ブロック」で擁立される河村氏の長男・建一氏(45歳)は会場にきていたものの、発言機会を与えられず、林氏と河村氏との間にあるしこりの根深さを感じた。

 同日午前、宇部市内のホテルで開かれた河村氏の支援者集会で、建一氏が「父に政治家として、もっと活躍してほしかった」と無念そうに語っていた、と陣営の重鎮が教えてくれた。

 山口3区には立憲民主党新人の坂本史子氏(66歳)が立候補している。林候補が「どれだけの票を集めることができるかどうか」が、将来の総理になれるかどうかの試金石となりそうだ。

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【図】山口県の衆院選挙区

 【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】

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