2024年11月29日( 金 )

施工から運営まで手がける期待の新星 すべての人に安心で幸せな暮らしを

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(株)スエナガ 代表取締役 出口 洋一 氏

新進気鋭の地場ゼネコン

(株)スエナガ 代表取締役 出口 洋一 氏
(株)スエナガ 代表取締役 出口 洋一 氏

 (株)スエナガは、戸建住宅から賃貸マンション、医療施設、介護施設など、幅広いジャンルの建物を手がける総合建設会社。代表の出口洋一氏も「我々は地場ゼネコンとしては新参者です」と言うとおり、2015年1月に設立された新進気鋭の建設業者だ。「他社が行っている業務とは別に、プラスアルファの事業展開が必要だと考えています。その1つが土地オーナーさまの土地活用と資産価値のさらなる向上です」と、謙虚さのうちにも事業への情熱と意欲が溢れ出る同氏の言葉のとおり、設立6年目でありながら、同社が展開する事業はメインの建築工事のほか、リフォーム・リノベーション工事や土地・建物の資産活用、駐車場経営、と多岐にわたる。同社が顧客のことを第一に考え、さまざまな要望にきめ細やかに応える提案を行いながら、着実に実績と信頼を積み重ねていることがよくわかる。

 土地活用のなかでも、最近はとくにコインパーキングの需要が伸長しているという。資産活用以外では、近年力を入れているのが福祉事業への参入だ。「当社はRC造の建築を中心に事業を手がけてきましたが、昨今の建築資材関連の高騰などにより、RC造だけでは頭打ちになると予想していました。そこで、以前より福祉事業への進出を考えていました。まずは自社でやってみようと、障がい者グループホームの建築を計画しました。もちろん施工も運営も当社で行っています」(出口代表)。こうして20年6月に福岡市早良区有田に開所したのが、多機能型事業所「シンフォニー」である。

多機能型事業所「シンフォニー」

福祉事業をワンストップで構築

 「シンフォニー」は、敷地面積約1,065m2、平屋建て、床面積422m2の木造建築。出口代表が「在来工法による木造建築物はRCより工期とコストも効率化することができるので、さまざまな施設に提案することができます」と胸を張るとおり、性能、コスト、あらゆる面にすぐれた同社自慢の建物だ。

 運営面では、放課後等デイサービスや児童発達支援、生活介護、短期入所、日中一時支援などを手がけている。「現在、障がい者の方々は福岡市だけで約7万人です。しかし、受け入れ可能な施設は約1,000床と完全に不足している状態です。当社では少しでも受け入れが可能な施設を提供し、障がい者のご家族が安心できる環境整備に努めていきたいですね」(出口代表)。この世に生を受けたすべての人が、愛する人とともに生き生きと幸せに暮らせる社会をつくるのが、同社の使命であり喜びでもある。


<COMPANY INFORMATION>
代 表:出口 洋一
所在地:福岡市城南区堤1-30-1
設 立:2014年7月
資本金:3,700万円
TEL:092-874-4545
URL:https://sda-suenaga.co.jp


<プロフィール>
出口 洋一
(でぐち よういち)
34年間、(株)末永工務店に勤務。一貫して技術畑を歩み2014年12月に退職後、15年1月に(株)スエナガを設立し、代表取締役に就任。

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