土木資材の販売・卸売で 安心・安全な地域社会に貢献する
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(株)三鐘エフゼット 代表取締役 小林 喜幸 氏
福岡をはじめ、九州一円で活躍する 地域密着型専門商社
ゼネコン、建材商店などに資材を販売する土木関連資材の専門商社である(株)三鐘エフゼットは現代表取締役・小林喜幸氏が1987年5月に設立したことに始まる。「三鐘エフゼット」という社名を命名した小林氏は、「三鐘とはキリスト教の教会において、出生、結婚、死亡の際に撞かれる3度の鐘を指します。そして、エフゼットはFruitful Zone(実りあふれる地域)の頭文字をとったものです。この社名には『生涯を通じて実りある地域社会に貢献したい』という意味が込められています」と、その由来について語る。
土木関連資材の流通はメーカーを起点に、商社から一次卸(問屋)、さらに二次卸(販売店)、そして施工業者(大工・工務店)という経路をたどるが、木材を中心とした木建ルート、水まわりを中心とした管材ルート、電気まわりを中心とした電材ルート、窓やサッシなどを取り扱う建具ルートなど、資材の種類によってルートが異なる。そのため、幅広い専門資材を取りそろえる必要がある。同社では、上下水道資材から公園緑化資材、土地改良資材、道路維持修繕資材、橋梁資材、トンネル資材、河川・砂防資材と豊富な種類の資材を扱っている。1つの工事に必要な資材をまとめて受注することができるため、多くの顧客から重宝されているのだ。
資材を供給することで地域の安全に寄与
町中の至るところで公共工事は行われている。道路や橋、河川などで頻繁に見かけることもあるだろう。なかには危険性を有する工事も多く存在する。そういった工事で安全性を保つためはさまざまな資材が使われている。たとえば、道路、ダム、隧道、造成地などの工事で、切りとった法面の崩落、飛散を防ぐ落石防止ネット・植生ネットは人々の安全性を高めるほか、地域の環境美化としても役立っている。また、歩車道などに設置されている側溝・U字溝、公園や公共施設の防護フェンス・転落防止柵といった資材などを供給することで、地域のインフラ構築を支えている。
「我々は九州をメインとして地道に、そして着実に業務を遂行してきました。ただ、商品を顧客に販売するというものではなく、その先にある地域の皆さまのお役に立ちたいという創業当初からの理念を変えることなく、今後もその土地に合った適切な資材を供給していきます」(小林代表)。
<COMPANY INFORMATION>
代 表:小林 喜幸
所在地:福岡県糟屋郡志免町桜ヶ丘1-15-8
設 立:1987年5月
資本金:1,100万円
TEL:092-936-8081
URL:http://www.office-web.jp/sanshoufz
<プロフィール>
小林 喜幸(こばやし・よしゆき)
1947年1月生まれ。福岡県糟屋郡篠栗町出身。西南学院大学卒業後、西日本相互銀行(現・西日本シティ銀行)に入行。さまざまな経験を経て、87年に(株)三鐘エフゼットを設立。趣味は読書。歴史小説を好み、郷土史にも精通。関連キーワード
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