2024年11月29日( 金 )

迅速かつ安全な対応をモットーに 水道施設インフラを下支え

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(株)三機産業 代表取締役 藤木 晴太 氏

自然災害への即対応で地域を守る

配水管布設工事など、
幅広くインフラの整備に携わる

 (株)三機産業は筑紫野エリアを中心に、水と空気の領域から人々により良い住環境を提供してきた。業務としては、給排水衛生設備工事をはじめ、水道施設工事、漏水修理工事、空調設備工事と、さまざまな設備工事を手がけながら地域に貢献し続けている。工事を請け負う建物も一般住宅、ビル、学校、各種公共施設と幅広く、一般企業や公共団体と50年以上にわたって信頼関係を構築してきた。 

 同社のルーツは1964年11月に藤木大桑氏が創業した「西日本産業サービス」。66年5月に現商号で法人化し、72年4月に筑紫野市に本店を移転した。移転後は、官公庁の元請受注を主体に着実に基盤を固めていくかたわら徐々に民間受注も増やしていき、現在は安定した売上高を計上している。

「自然災害が頻発するようになった昨今、大雨災害による対応や寒波による水道管の凍結への対応など、人々の生活において緊急性の

高い技術力を誇る「縁の下の力持ち」集団

熱心な社員教育から生まれる高い技術力

 公道漏水修理業務もそうだが、給排水衛生設備工事や水道施設工事などは高い技術力が求められる。同社では長年継承されてきた技術力を失わないよう、社員教育にも注力している。「現在、30〜40代の社員が中心となって業務を行っています。業種柄、配水管工、管工事施工管理技士、給水装置工事主任技術者、排水設備工事責任技術者など、さまざまな資格が必要になります。ですので、取得費用は初回のみ全額会社負担とし、社員の資格取得を促進しています」(藤木氏)。 

 日本では現在、高度経済成長期に集中的に布設された水道施設インフラが耐用年数を過ぎ、更新時期のピークを迎えている。そのため、設備工事業者が活躍する場はますます増えてくるだろう。

 藤木氏は、「報道でもありますように、近年、全国的に大規模な公道漏水が頻発しています。事故を未然に防ぐため、水道施設の強化・耐震化、そして早急に復旧できる体制を築くことで地域の皆さまに貢献していきたいと考えています」と、今後の展望を力強く語る。 


< COMPANY INFORMATION>
代 表:藤木 晴太
所在地:福岡県筑紫野市杉塚1-8-5
設 立:1972年4月
資本金:2,000万円
TEL:092-923-1414
URL:https://www.sankisangyo.com


<プロフィール>
藤木 晴太
(ふじき せいた)
1972年生まれ。95年に九州産業大学商学部商学科を卒業。同年に(株)中原工務店に入社。2000年5月に(株)三機産業に入社し、取締役総務部長を務める。06年12月には代表取締役に就任。趣味は釣り。「禄寿応穏」を胸に、日々業務にあたっている。
 

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