【追悼】義士・高尾平八郎氏(高太会長)が逝く 最後まで佐賀県の行く末を憂う
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高尾氏との別れ
建設資材リース・販売の(株)高太の創業者で取締役会長・高尾平八郎氏の通夜式が19日、告別式が20日、高尾家および高太の合同葬として、佐賀県神埼市のJAプレアホール神埼本館で執り行われた。
通夜式および告別式には、生前に交流、取引があった友人や建設・商社関連の関係者が多数参列し、高尾氏の思い出などを語り合った。
告別式には、経済産業大臣政務官・衆議院議員・岩田和親氏、参議院議員・山下雄平氏、神埼市長・松本茂幸氏、県議会議員や取引先関係者、親族などが参列。取引先を代表して弔辞を読んだ太洋ヒロセ(株)・代表取締役社長・中山泰氏が、急な別れとなった哀しみや思い出を述べたほか、古くからの友人が弔歌を奏でて哀悼の意を表した。
告別式の最後で代表取締役社長・高尾真一郎氏が参列者および関係者に、生前の高尾会長への助力に対するお礼を述べ、高尾会長の思いを引き継いでいくと挨拶した。
佐賀県人の覚醒を!
13日午後2時、最後となった高尾会長のお見舞いに行った。本人は全身にガンが転移しているなかで意気軒昂であった。しかし、息をするのも苦痛そのもの。こちらは見るに堪えられない状況であった。筆者は年末までは乗り切れるものと受け止めていたが、お見舞いから4日後の17日4時41分に永眠されたことを知らされて驚愕した。
人間誰もが家族のこと、会社のことを懸念する言葉を吐くものであるが、高尾氏はこれらの点について十分に手を打っていたのであろう。私事に関しては一言も発しなかった。
お見舞いの際に1時間ほど話したが、大半は「佐賀県の県勢の衰えは嘆かわしい。佐賀県人たちの覚醒が重要である。檄文を発してくれ」という持論の展開だった。故人になり代わり、大役を引き受けることにした。故人はまさしく今時、稀有な義士であった。合唱。
法人名
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