2024年11月25日( 月 )

ドラッグストア、大手5社シェア5割超に 統合で寡占化加速

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 ドラッグストア業界の寡占化が進んでいる。2020年度の上位5社の売上高合計は3兆7,866億円で、市場規模8兆363億円(日本チェーンドラッグストア協会調べ)に対し47.1%のシェアとなった。これに昨年10月、マツモトキヨシHDと経営統合した業界7位のココカラファインの3,664億円を加えると51.6%と5割を超す。大手は大量出店と中堅ドラッグの買収で売上を拡大しており、寡占化が一段と強まる見通しだ。

 上位5社はウエルシアHD、ツルハHD、コスモス薬品、サンドラッグ、マツキヨHD(現・マツキヨココカラ&カンパニー)。20年度のシェアは前年度から0.3ポイント増で、5年前の39.7%から7.4ポイント上昇した。年100店前後の大量出店と地方中堅ドラッグの買収がその原動力だ。

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