2024年11月25日( 月 )

マーケティング支援で顧客とともに未来を叶える

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(株)かなえる

 「住・食・衣に関する本当に良い商品・サービスを世の中に広げていきたい」との思いを胸に、久留米建設(株)代表取締役社長・高江一久氏は昨年10月、(株)かなえるを設立した。かなえるでは「住・食・衣」に特化したマーケティング支援事業を通じて、“ちょっといい”の提供を目指す。

住・食・衣の“ちょっといい”を叶える

(株)かなえる    地元久留米を中心に、土地活用のコンサルティングから戸建住宅・公共施設の建築、不動産仲介まで、幅広く手がける久留米建設。1979年2月の設立以降、半世紀近くにわたり地元に寄り添い、より良い住まいや公共空間の提供に取り組んできた。

 同社のグループ会社として昨年10月、「住・食・衣」特化型マーケティング支援事業を手がける「かなえる」が誕生した。ミッションに掲げるのは、「あんな家に住んでみたいな。あんなもの食べてみたいな。あんな服着てみたいな」といった、人々の“ちょっといい”を叶えること。本当に良い商品、本当に良いサービスを世の中に正しく認識・評価してもらうために、顧客の商品やサービスをマーケティング視点で見つめ直し、そこからブランディングや販促戦略の策定、各種販促ツールの開発や広告運用までを一気通貫で支援していく。

 どんなに良い商品やサービスを提供していても、売り方を知らないために業績が伸び悩んでいる地域の住宅会社や飲食店、アパレルショップは少なくない。「これまで住宅業界で培ったマーケティングのノウハウを共有することで、もっと多くの人に知ってもらいたい商品やサービスが、消費者に正しく認知・評価される社会をつくりたいと考えています。まだ知られていないすばらしい会社の成長・発展に貢献させていただくことで、地域社会の人々に対して住・食・衣に関する“ちょっといい”を届けていきたいと考えています」(高江代表)。

さらなる展開も視野に

 かなえるは、もともと久留米建設内にあったウェブ・広告関連部署を独立させるかたちで設立。その理由について高江代表は、「実店舗での集客販売を主とする企業のなかには、2020年からの新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受け、オンライン販売へと舵を切った企業も少なくありません。コロナ禍を機に、世の中の時流は大きく変化し、DXが推進されています。一方で、この流れに適応できないままに淘汰されてしまう企業も出てきています。このような時代背景を受け、本事業を開始するに至りました」と話す。

 「かなえるは私たちが新たな事業領域に挑戦していくためにつくった会社です。構想段階のものも含め、新たな事業展開はどんどん進んでいます」(高江代表)。今後、かなえるは事業領域を拡大していく方針で、22年中にベーカリー事業「食」、23年以降にはアパレル事業「衣」の展開も視野に入れている。

【内山 義之】


<COMPANY INFORMATION>
代 表:高江 一久
所在地:福岡市中央区大名1-14-45
設 立:2021年10月
資本金:300万円
TEL:092-753-7665
URL:https://kana-eru.co.jp

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