【連載】福岡県議・後藤香織の「県政奮闘記」（10）～城南警察署が完成

2022年5月6日 18:41

ツイート

子宮の日・子宮頸がんについて

　4月9日は（し、きゅう）の語呂合わせで「子宮の日」です。いわゆるAYA世代（Adolescent and Young Adult／思春期・若年成人）と呼ばれる15歳～39歳のがん患者は、2016～17年の2年間に全国で5万8,837件、そのうち20歳以上では約8割を女性が占め、若年層では女性のがん患者が非常に多いことがわかります。これは、女性特有のがんである乳がんと子宮頸がんの増加が影響しているとされています。

　私は、議員になって半年後の2019年12月に、AYA世代のがん患者支援について県議会で質問しました。福岡では子宮頸がん検診受診率が37.9％で全国44位、2018年度の子宮頸がん検診の無料クーポンは10人に9人が未利用で、その利用促進のための対策を要望しました。

　女性の性と生殖に関する健康と権利のため、これからも引き続き取り組みます。ぜひ、皆さまにも子宮頸がんとHPVワクチンについて知っていただきたいです。

2年ぶりの県政報告会～皆さまに感謝！

　4月16日は、早良区藤崎にある「ももちパレス」と四箇田団地にある「ともてらす早良」で午前と午後の2回、県政報告会を開催しました。

後藤香織 2年ぶりの県政報告会

　コロナ禍を受けての約2年ぶりの開催でした。久しぶりに地元の皆さんと顔を合わせてお話しすることができ、本当に嬉しかったです。県議会・2月定例会の報告やこれまでの3年間の活動報告をさせていただきました。ご参加いただいた方からもたくさんのご意見、ご要望をお聞きしました。いただいたご意見やご要望にもさっそく取り組みます。

　何よりも、皆さんから「頑張ってね！」の激励をたくさんいただいたことが、とても励みになりました。SNSなどで見る私は明るい姿が多いかもしれませんが、子育て中ということで時間的にも物理的にもほかの議員さんより議員活動が厳しい状況にあることは自覚しています。それでも、子育て中であることがデメリットにならない社会づくりのため、そして何よりも女性や子育て世代の声を届けるために人一倍勉強する！と、この3年間、真摯に頑張ってきました。

　苦しいことや理解してもらえずに辛かったことはたくさんありました。また、議員であることは常に闘いの場にいることでもあり、予想以上にきついこともありますが、家族をはじめ、応援してくれる皆さんや仲間の議員たちのおかげで頑張れていることを改めて感謝いたします。

　これからも私らしく、理想とする社会の実現に向けて、宮浦寛市議、古賀ゆきひと参議院議員と、市・県・国と連携して頑張ります。ぜひ皆さんも、県政報告会にご参加いただいて声をお聞きかせください！今年はオンラインなどでも声を聞く場を設けたいと思っています。

コロナの無料検査と後遺症でお悩みの方へ

　福岡県では、身近な地域で検査を受けられるように、500カ所（4月25日時点）の検査所で無症状の方を対象とした無料検査を実施しています。ゴールデンウィーク中は帰省などで多くの人と接触する機会が増えることから、出発前や帰福後に検査を受けられるように博多駅付近に臨時の無料検査拠点を確保し、検査を実施します。

　また、福岡空港、北九州空港、小倉駅周辺では、GW期間中も常設の検査所で検査を実施します。ぜひ無料検査をご活用ください。

　検査場所はこちらで検索できます。
■無症状者を対象とした新型コロナウイルス無料検査（福岡県）

　新型コロナの治療や療養が終了した後に、倦怠感や咳（せき）、味覚・嗅覚障害等の症状が長引く方がいらっしゃいます。福岡県ではこのような悩みを抱えている方からの相談をお受けして、症状に応じて医療機関の紹介などを行う「後遺症診療相談窓口」を設置しています。私たちの会派が代表質問で必要性を指摘して、開設されました。

後遺症診療相談窓口
TEL 092－643－3630（24時間対応）

　後遺症について診療いただける医療機関はこちらでご確認ください。
■新型コロナウイルス感染症後遺症診療相談窓口について（福岡県）

福岡メーデー

　4月29日、第93回福岡メーデーが3年ぶりに正式開催されました。あいにくの悪天候でしたが、2,000人を超える働く仲間が集まりました。誰ひとり取り残されない多様性を認め合う社会を目指し、みんなが輝く未来を力を合わせてつくっていくことが宣言されました。

後藤香織福岡メーデー

城南警察署落成式

　4月27日は、福岡県警察・城南警察署（福岡市城南区七隈7-41-15）の落成式に参加しました。これまで城南区を管轄していた早良警察署は福岡市内で唯一、早良区と城南区の2つの行政区を管轄していました。管内人口は県内警察署のなかで最多であり、事件・事故等の取扱い数もトップクラスとなっていました。さらに城南区の皆さまからの要望も強かったことから早良警察署を分割し、4月1日に城南警察署を開庁しました。