中国マネーの動きに異変
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華僑資本家たちが中国共産党に不信
マカオで事業資金を押さえられた(一説によると100億円)と、Aが語る。「いまや中国在住の華僑たちが中国共産党政権に不信を抱いて、資金の持ち出しに奔走している。資金の避難場所は日本とイギリスが一番人気のようである」。
Aの周辺の友人たちに、数百億単位での資金移動の打診があるという。華僑資本が中国を突き放すとなれば、大きな痛手になるのではないか。
習総書記の資金も逃避、身の上が危ういとみている?
昨年8月頃から、中国共産党の習近平総書記の奥さんが、日本の友人に「1兆円の資金を日本へ移動させたい」と申し出たことは耳にしていた。そのときはAも慌てる素振りも見せなかった。
ところがこのたび、Aに回り回って直接相談が投げかけられた。「今回はヤバいと思う。11月の中国共産党大会で習氏の三選(永久化)は難しいと本人が覚悟しているのではないか」とにらんでいるのだ。
中国マネーが日本の不動産価格を高騰させる
日本へ流入する華僑資金は、いかなる額になるのか。1,000億円単位ではないであろう。10兆円単位を超えると予測される。
この資金の多くが日本の不動産に投資されると、専門家は読む。「融資金利が締まってくるから不動産価格は頭打ちになるとの観測球が上げられていた。だが、中国マネーが流れ込めば日本の不動産価格を高騰させる要因となる」とある金融担当者は断言する。
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