HIS、22年10月期中間決算　最終赤字拡大

　（株）エイチ・アイ・エス（東京都港区）は13日、2022年10月期の中間決算（連結）を発表した。売上高は684億9,100万円で前年同期比5.4％増、営業損失は281億3,000万円（前期は316億6,900万円の損失）、経常損失は281億1,100万円（前期は306億5,200万円の損失）、最終損失は269億1,100万円（前期は235億9,700万円の損失）といずれも赤字となり、最終赤字が拡大した。

　セグメント別に見ると、旅行事業の売上高は234億500万円、営業損失は147億4,200万円、テーマパーク事業の売上高は103億6,600万円、営業利益は1億7,400万円、エネルギー事業の売上高は215億2,300万円、営業損失は94億1,300万円となった。

　長崎IRの誘致が取りざたされるハウステンボスについては、21年10月～22年3月の入場者数が106万9,000人（前年同期比33.7％増）となった。

【茅野　雅弘】