2024年11月25日( 月 )

旦過市場火災、焼損面積延べ約3,300m2 4月の火災上回る

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旦過市場 火災現場

 北九州市の北橋健治市長は18日の定例会見で、10日夜に北九州市小倉北区の旦過市場一帯で起きた大規模火災について、焼損面積は延べ約3,300m2、焼損店舗数は45店だったことが判明したと発表した。

 4月19日に起きた火災の焼損面積は約1,920m2、焼損店舗数は42店だったため、今回の火災の規模は4月の火災を上回る見通し。市消防局は引き続き調査を続けていくという。

 北橋市長は「短期間で同じ地区で、2度の大規模火災が発生したことを重く受け止め、改めて旦過地区のような木造建築物の密集地域における火災予防対策強化の必要性を痛感している」と述べた。

 北九州市では、旦過地区の火災に対して市役所の各局が連携して迅速に対応するために「庁内プロジェクトチーム」を立ち上げ、12日に会議を開催。現在、被害状況、各局の取り組み状況の確認を行っており、今後、災害復旧や事業者支援、防火対策についての情報共有を図るとしている。

【新貝 竜也】

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