島原鉄道、「赤字が消える」ペンを発売

　島原鉄道（株）（長崎県島原市）は23日、赤字が消える「赤字フリクションペン」を発売した。

　同商品は、（株）パイロットコーポレーション（東京都中央区）が販売する「3色フリクションペン」をベースにしている。3色すべて赤字（赤色）、太さはすべて超極細の0.38mmで、「当社の超極細の経営状況を表している」（島原鉄道）という。

    フリクションペンは、60度以上の温度になると無色になる「フリクションインキ」を使用。筆跡をペンに付いている専用のラバーでこすると摩擦熱で文字が無色透明になる。

　同商品は銚子電鉄の「まずい棒」「お化け屋敷電車」などを企画した文筆家・実業家の寺井広樹氏がプロデュースした。

　島原鉄道は「大変厳しい経営状況が続きますが、まずは消せる“赤字”から消していき、黒字を目指す」としている。

＜商品名＞
島原鉄道（同色）赤字フリクションペン
＜販売価格＞
800円（税込み）
＜販売場所＞
諫早駅、本諫早駅、多比良駅、島原駅、島原船津駅、諫早ターミナルホテル、しまてつショップ（Yahoo!JAPANオンラインショップ）

【新貝　竜也】