2024年11月24日( 日 )

【読者投稿】『データが示す福岡市の不都合な真実』所感をめぐる批判

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 今回は木下敏之福岡大学経済学部教授の新刊『データが示す福岡市の不都合な真実』に関する記事に対して寄せられた意見を紹介する。

 「『データが示す福岡市の不都合な真実』を読んで」(2)」なるコラムを読んでみましたが、あまりにも内容が低俗低レベルすぎて驚きました。

 データを並べているようで中身はすべてが一老人の印象論でしかなく、価値観も古いため大変問題のある表現が散見されます。言葉は悪いですがいわゆる「老害」でしかありません。

・若いカップルは子どもを産んで自分たちの生活水準を落としたくないという自分勝手な考えをもっている
→人それぞれの生き方が「自分勝手」?

・筆者の姪は美人の部類に入る
→美醜で人を語るのは野暮かつ失礼であり自分の心の中に留めておくべき、と社会で学ばなかったのでしょうか

・「もう50歳に迫ったな。単身で人生を貫くのか?」と投げかけた
→デリカシーのかけらもない発言。おそらく姪っ子さんにも疎まれていることでしょう。

・彼女の妹はアメリカ人と結婚して、2人の子どもを産んで幸せな家庭を営んでいる。姉妹でも価値観や性格において雲泥の差
→2人の子どもをもつのが良くて、独身を貫くのがダメ、という古く悪しき昭和の固定観念

・ご近所の家族構成や学歴を並べ立てて論じる下品さ、身近な人たち十数人程度をみただけの印象論で語る教養のなさ

 個人ブログに載せる分にはいいのでしょうが、仮にも福岡の経済メディアを名乗るならもう少し記事の質を考慮してはいかがでしょうか。

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