和やかな雰囲気で行われた8月例会 BBQとともに会話を楽しみ見識深める

福商ビジネス俱楽部

暑さを吹き飛ばす夏の交流会

　8月17日、福商ビジネス俱楽部・8月例会「ビジクラ夏の大交流会！」が行われた。会場となったのは百道浜にある「マンマミーア」。BBQを含む食事会と知らされていたものの、その日は朝からどしゃぶりの雨。BBQを楽しめる状況であるのか不安ではあったものの、開始時間が近づくにつれ、雨は小康状態へ。朝からの雨が奏功してか、少しは収まった熱気とともに会場へ足を踏み入れると、すでにそこには約20名の参加者。開会に先駆け、歓談していた。

    ドリンクを片手に席に着く。名刺ケースを片手に立ち居振る舞いに迷っていると、すぐに1人の男性が話しかけてくれた。起業して日が浅く、中国出身という経歴を生かして貿易業を営んでいるという。少し談笑していると定刻の午後7時に。緊張がほぐれ始め、今から始まる時間に胸が躍った。代表幹事の淵上洋平氏（ちとせ労務管理事務所）が開会の挨拶を行い、代表幹事の和﨑賢太郎氏（（株）ネオ倶楽部）が乾杯の音頭をとった。和やかな雰囲気が会場を包み込み、会はスタートした。

　今回の例会に参加したのは31名（幹事含む）。同俱楽部会員の23名に加え、8名のゲスト参加があった。会員のなかにも毎回参加しているという人もいれば、そうではない人も。そのため、幹事が積極的に交流を促すべく立ち回り、ある1人の幹事は「初参加の人を紹介して回っていたら食べる時間が1時間もなかった」と笑いながら話し、残された時間で食事を楽しんでいた。しかし、そこに浮かぶ表情には仕事を達成できたという喜びがにじみ出、やりがいを感じているように見えた。

    参加者の業種や会社で務める役職、年齢は大きく異なり、互いが話すたびに新鮮さに驚く様子が散見された。新たなビジネスには結びつかなくとも、情報は1つでも多く取得していることはビジネスパーソンとして大きな強みへとつながる。福商ビジネス俱楽部の交流会はまさしく、成長の場だ。

　また、中小企業となると、会社全体における人数や関わる人の数も限られてくるため、ビジネス倶楽部での出会いが人生に刺激を与えてくれているようにも感じられた。

　福商ビジネス俱楽部では毎月1回の例会のほか、各種イベントなども開催している。さまざまなビジネスパーソンが集う場でありながら、初心者でも入りやすい雰囲気がある。交流を欲するも、何から始めればいいかわからないというビジネスパーソンにも勧めたい。

【杉町　彩紗】

▼関連記事
ビジネスの土台となる信頼関係を構築 福岡を盛り上げる主導者を創出へ

▼関連リンク
福岡商工会議所HP「福商ビジネス倶楽部」