2024年12月22日( 日 )

巨人稲盛和夫氏に学ぶ(10)~常に「動機善なりや、私心なかりしか」と自問自答を

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

フィロソフィ経営実践塾〈福岡〉
代表世話人・発起人
(株)ピーエムティー 代表取締役
(株)シンク・アイ ホールディングス
代表取締役社長・CEO
京谷 忠幸

(株)ピーエムティー 代表取締役 京谷 忠幸 氏
(株)ピーエムティー
代表取締役 京谷 忠幸 氏

    謹んで哀悼の意を表します。

 稲盛さんは経営者でありながら哲学者でもありました。
 なぜ経営に哲学が必要か、人として如何にあるべきかと、たくさんのことを教わりました。そして稲盛さんのお言葉を念頭に、何を成すにしても「動機善なりや、私心なかりしか」と自問自答しています。

 また、経営を伸ばそうとすれば、心を高めなければならない。
 私のような凡人には一緒に心を高める研鑽の場が必要であり、それが盛和塾でした。国内外の多くのソウルメイトと経営や人生を語り、ともに成長できたことに、大変感謝しております。

 それと実業のなかでは「市場の創造」「需要の創造」「新商品の創造」「新技術の創造」と【四つの創造】を繰り返し繰り返し連綿とやって、今日の京セラになったとおっしゃってあります。京セラやKDDI、京都賞、そしてJALの再生と、数多くのイノベーションや功績を残された偉大な方だと思っております。

 盛和塾で学べて、ご一緒できる機会をいただき、とても幸福でした。

 感謝の念は「世のため人のため」「利他」と、少しでも教えていただいたことを後進や周りに恩送りをしてまいりたいと思っております。

 ご冥福をお祈りいたします。

(9)
(11)

関連キーワード

関連記事