2024年09月16日( 月 )

高島福岡市長、4選に死角なしか?~読者ご意見への回答

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 読者から下記のようなご意見が投稿された。

「高島(福岡)市長の自民党市議団の支援は必要ないという傲慢な姿勢には我慢なりません。自民党県連のドン・蔵内先生が、衆議院福岡1、2、3区(福岡市)の代議士たちに呼びかけて対抗馬を立てて自民党市議団を説得したら勝ち目はありませんか?」

 これに対する回答は以下のとおり。

【回答】高島陣営は選挙活動2週間前に選挙事務所を構えても勝てると自信満々、加えること「高島市民党」に絶対の自信がある。

1:自民党市議団のなかには、馬鹿にされ、怒りに燃えている市議もいるが、少数派だ。個別に市会議員にコメントを求めたが、「消極的な支援をする」という立場の者が多かった。

2:「いかに自民党県連のドンである蔵内氏をもってしても、福岡市の政治に関与した実績は皆無である。自民党市議団も過去に蔵内氏から政治的な指示を受けた実績はない」という証言を多く得られた。福岡1、2、3区の衆議院議員たちも「蔵内氏が市長選挙に口をだすことはあり得ない」という見解を示していた。

3:若いころ、国会議員の秘書として蔵内氏と共に過ごしたAが解説する。「今の高島市長の4選に関してプロの政治関係者は誰もが『高島の圧勝』との見通しを立てるはずである。蔵内氏は負け戦に首を突っ込むようなことはしない。また過去から未来に至るまで、福岡市に接触するような事態はないであろう。さらに高島市長の裏にいる麻生(太郎)先生と喧嘩をするような馬鹿なことはしない。それだけ慎重な政治家である。私のような“なまくら政治関係者”でも高島に歯向かっても勝てないと判断する。高島の強みは30~50歳前半の若手経営者の支持をつかんでいることだ。この層はいままで選挙活動に携わってこなかった人たちだ」といった解説が延々と続いたのには、閉口させられた。

4:福岡市近郊の選挙区選出の衆議院議員の見解。「誰が見ても高島市長の完勝。さざ波すら起こらない。こういう場合は見ざる聞かざる立ち寄らざるというのが関係者の常套手段で、無理に敵をつくらないようにするのが無難。自民党代議士たちは、集まっても福岡市長選のことはまったく口にしない。なぜなら結果が決まっているから」。

5:福岡都市圏の自治体のある市長は「高島市長とは会合でよく会う。今回の選挙に関してはまったく気にしておらず、自身満々の様子である。負ける可能性はゼロに近いと思う。核心的な情報を教えてさしあげよう。高島市長は国政には進まない。いずれ間違いなく実業界へ転出するはずである。東京でのネットワークづくりには感服する。万が一の可能性もないと思うが、統一教会との縁があれば事態が激変するだろうが、そんな馬鹿なことはない」と断言する。

【青木 義彦】

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