2024年11月23日( 土 )

【読者投稿】風力発電よりも太陽光発電などを

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 NetIB-Newsでは、読者のご意見を積極的に紹介し、議論の場を提供していきたい。
 今回は9月8日掲載の記事「佐賀唐津風力発電事業から撤退 住民の反対運動で」に寄せられたご意見を紹介する。  

 小生も、風力発電については記事に同感です。
 そもそも風力発電が旺盛な欧州においては、年間を通じて偏西風の恩恵を受けられるが、四季を通じて熱帯・温帯低気圧や台風の被災が多い日本では、風力発電のプロペラを安全に回し続ける期間が限られているから投資効果も発電量も望めない為です。小生の出身の鳥取県も日本海沿岸に沿って多くの風力発電機が設置されていますが、最近帰省した5月、8月、12月共にいずれも回転すらしていない発電機がただ巨大な遺物のように突っ立っている姿を多く見かけた。県や市町村に再生エネルギーについてのきちんとした技術アドバイザーがいたらこんなことにはならなかったのにと、残念でなりません。

 一方、太陽光発電については、景観を損なうことには多少理解できますが、コストがかかるから反対というのでは、人間の欲求で汚してきた地球に対して環境負荷軽減の推進やSDGs思想に真逆の考え方で、将来の社会環境を守れないと思います。景観については、山梨県の二葉SAに設置された太陽電池のように、緑色のものを使用、装飾で周囲の色に溶け込ますなどの工夫は可能だと考えます。

 同様に、原子力発電も、危険だからと反対するのではなく、汚染や漏水防止シールド強化と3重以上の冷却電源装備、潤沢な冷却水装備などで¥によりうまく活用することも必要なことだと思います。

 要は、片手落ちでなく、何が必要で、それを為すのにすべきことはできる限りやっておくということです。手抜きをすれば、いずれツケが回ってくると思います。

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