2024年12月22日( 日 )

九州に防大の分校を~松延久留米市議

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松延 洋一 市議
松延 洋一 市議

    2019年4月に久留米市議会議員に初当選し、現在4年目となる松延洋一氏。建設常任委員会副委員長を務める松延市議のもとには、道路の補修や河川・水路の改修浚渫工事、表土が剥き出しになった法面へのコンクリート打設工事や安全柵の破損修理、カーブミラーの取り付けなど、市民からさまざまな意見・要望が寄せられている。松延市議はそうした市民の声を議会に届け、関わった案件の8割以上で適切な措置につながるなど、市議としての実績を積み上げている。

 その松延市議が非常に関心をもつ領域の1つが地域の安全保障だ。ロシアによるウクライナ侵攻や今月4日に北朝鮮が行った日本上空を通過する弾道ミサイル発射などを受け、「日本国民を守るために防衛大学校の分校・姉妹校の新設が必要だ」と訴える。

 松延市議は、将来の幹部自衛官を教育訓練する防衛大学校が神奈川県横須賀市の1校しかなく、その1校で国民を守ることができるのかとの懸念を示す。少なくとも北海道、東北、北陸、九州など4カ所に、防衛大学校もしくは小中高一貫の附属校が必要ではないかと話す。

 「これからの戦争は今までとは違い、アメリカや中国などが開発している無人戦闘機など高度な技術が用いられます。また、SNSを武器とした偽情報やフェイクニュースなどを通じた情報戦争が、現実に行われています。そのなかで、日本としても愛国心をもち、安全保障で高度な教育を受けた若者を育てるべきではないでしょうか。サイバー攻撃やドローンの対策などを防衛大学校の分校や附属校で勉強して欲しいと思います。久留米市には陸上自衛隊久留米駐屯地があり、防衛大学校の分校や附属校を新設するのに適しています。実現の暁には、ぜひ久留米市に誘致したいです」(松延市議)。

【内山 義之】

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