2024年12月22日( 日 )

地域力を高める、アビスパ福岡応援団AGAの輪

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avispa J2のアビスパ福岡は、2015明治安田生命J2リーグ 第20節を終了し、9勝6敗5分の第7位の順位(勝ち点32)だ。次節(21節)でリーグの折り返しの中、好調さを維持し健闘していると言える結果である。J1自動昇格に向けて、さらなる進化が大いに期待される。
 トップチームの好調さと同様に、アビスパ福岡の“応援団”もますます増加している。AGA(アビスパグローバルアソシエイツ、榎本一彦会長)の会員数が16,481名。アビスパの6月30日の発表によると、「会員数が16,000名を突破致しました」となり、同月11日に15,000名突破を発表してから19日間で1,000人増という好調なペースである。

 AGAについて改めて述べよう。AGAとはアビスパ福岡の基本理念をもとに法人・個人から組織され、アビスパのあらゆる活動を支援する団体である。活動の意義については、『子供たちに夢と希望を・地域に誇りと活力を』を趣旨に、「豊かな地域社会づくりの為にスポーツ文化を振興したいという強い思いのもと、今後も地域の人々に愛され、信頼されるクラブづくりを目指して、夢・感動・喜びを共有するサポーターやスポンサーの拡大と、優秀なプレイヤーを輩出する土壌作りに向けて、様々な活動を積極的に続けている」と説いている。
AGAの常任理事会・理事会のメンバーには、地元の経済界で活躍するリーダーなどが名を連ねる。皆で、アビスパの活動を支えようとする強い結束と心意気がうかがえる。
 活動内容としては、常任理事会・理事会と連動しながら事務局の各チーム(報告会、web、広告営業、デザイン、広報、プロモーション、イベント、映像・写真)がそれぞれの分野でサポートの活動を実践している。報告会においては、ブロックや支部での会議を行い、報告や意見交換がなされている。そして会員に対する情報提供も活発である。

 AGAにおいては、ただ単に「アビスパ福岡が、勝った、負けた」という目先の結果を負うのではない。地域のプロサッカークラブそしてスポーツを振興するクラブとしての活動に共感、共同してアビスパのすべて活動をサポートしていくのだ。試合でのナイスプレイに大きな拍手と声援を送るだけでなく、気合が入っていないプレイには、叱咤しつつも激励をするという本当の意味でチームを慮った温かな眼で選手のプレイを見つめる。そして、クラブにおけるPR、営業、情報発信と、ホームタウン活動と一致団結しながら支えている。入会者の数が増えれば、それだけ地域が元気になれる、そんな勢いがある。AGAの輪を広げ、アビスパ福岡を皆でサポートしながら、地域の力を高めたい。

【河原 清明】

▼関連リンク
・AGAホームページ

 

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