2024年12月28日( 土 )

「台湾社員旅行」をすすめる説明会開催

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

mice 福岡市内のホテルで7月1日、「台湾MICE産業説明会及び交流会」が開催され、福岡県内の旅行代理店や、企業などの関係者約70人が参加した。

 MICEとは、Meeting、Incentive-tour、Conference、Exhibitionの頭文字を取った造語で、会議、インセンティブ旅行、国際会議、見本市といったインバウンド各部門の強化を包括的に考える分野だ。特に台湾では、MICE産業の振興に力を入れており、経済部・国際貿易局は、普及を図るため日本でも説明会などを開催している。

 福岡の総領事館にあたる台北駐福岡経済文化弁事処の戎義俊総領事は「福岡市は国際会議開催件数において日本2位で、MICE産業の発展にも力を入れている。日台は非常に友好な関係を築いており、今後も様々な形での発展が期待される。台湾政府も力を入れている」とあいさつ。台湾貿易センター福岡事務所の林淑恵所長も、MICE産業の発展への期待を述べた。

 主なテーマは「台湾へ行く社員旅行」で、佳安旅行社(旅行代理店)、匯集国際股份有限公司(コンベンション企画)、兆安国際会議展覧股份有限公司(企画運営)、雲朗観光台北君品酒店(ホテル)、中華航空・九州山口支店の関係者らがプレゼンテーションを行った。MEETTAIWAN運営副代表・藍淑琪氏は「海外企業に『台湾への社員旅行』を薦める理由として、国内交通網の発達やそのほか友好的な国民性、美味しいグルメ、豊かな景観が挙げられる。台湾MICE産業は将来性も期待できる」と台湾の魅力をアピールした。

【杉本 尚丈】

 

関連キーワード

関連記事