芝浦グループ、「ニューガイア川崎」新築工事の上棟式開催
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太陽光発電付賃貸マンション
芝浦グループホールディングス(株)を事業主とし、(株)ニューガイアが展開する全戸個別供給型太陽光発電マンションで首都圏初となる「ニューガイア川崎No.70(以下、ニューガイア川崎)」(神奈川県川崎市)の新築工事の上棟式が12月15日に開催され、芝浦グループ各社の関係者など約20人が参列した。上棟式では、土地の守り神である天照皇大神を祀り、棟上げを無事に行うことができたことに感謝し、工事の安全と建物の無事の完成を祈った。
ニューガイア川崎は、鉄筋コンクリート造地上6階建ての賃貸マンションで、延床面積4,392.49m2、全50戸となっており、1階に平置き駐車場(25台)が備わる。間取りは、1LDK~3LDK(専有面積:47.41~91.45m2)の全15タイプとなっており、2023年2月下旬の竣工を予定している。
ニューガイア川崎は、住宅地で徒歩圏内に買い物に便利な商業施設もある川崎市幸区南加瀬5丁目の鶴見川沿いに位置する。最寄り駅はJR横須賀線「新川崎駅」とJR南武線「矢向駅」。新川崎駅から湘南新宿ライン直通で品川まで14分、渋谷まで19分、横浜まで8分と都心部にアクセスしやすく、通勤や通学に便利だ。
太陽光発電で全戸に電力供給
ニューガイア川崎は、芝浦グループが初めて首都圏に展開する全戸個別供給型太陽光発電マンションだ。マンションの屋上に設置された太陽光パネルにより発電された電力が全戸に個別に供給されるシステムで、1世帯あたり4枚(合計1.24kW)の太陽光パネルを搭載している。発電した電力を各戸で使用できるほか、発電量をモニタリングでき、余った電力は売電できる。全戸個別供給型太陽光発電マンションは南側に日射を遮る建物がないことが立地条件だが、ニューガイア川崎は、南側が一級河川の鶴見川に面しているため、十分な日射量を確保できる立地に建つ。
災害対策として、停電時にも発電した電力を利用できるよう「緊急用自立コンセント」が各世帯に設置されている(太陽光発電時のみ供給)。またエコキュートの給湯器とIHクッキングヒーターを備えたオール電化である。太陽光発電とオール電化により、ニューガイア川崎は一般的なマンションに比べて、約30~50%の光熱費の削減が可能になると見込まれている(2022年12月時点)。
生活者目線での設備の工夫
ニューガイア川崎は、各戸にセントラル浄水器「ヒカリックス」を設置していることも特徴だ。そのためキッチンに限らず、浴室や洗濯機、洗面台、バルコニーで浄水を利用できる。さらに浴室には、ミクロの泡で毛穴の奥の皮脂汚れまで洗浄する「マイクロバブルジェット」も標準装備されているなど、設備は分譲マンション並みといえる。入居は2023年3月開始予定。
首都圏にニューガイアマンション展開拡大
ニューガイアの全戸個別供給型太陽光発電マンションは、すでに福岡を中心に九州圏内で20棟以上を展開しているが、今後は首都圏での展開拡大に取り組んでいく予定だ。第2弾で都内初の賃貸マンション「(仮称)ニューガイア南葛西」は、2023年秋に竣工予定である。東京での「ニューガイアブランド」認知を見据えた不動産開発が加速している。
【石井 ゆかり】
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