2024年11月24日( 日 )

ベトナムからの嬉しい悲鳴

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 友人峰(仮名)にベトナム共産党の書記長からお呼びがかかっている。「この国に集まる膨大な資金の運用について知恵を借りたい」という至急の助力懇願である。

 隣国の中国が今、輸出規制という制裁を受けている。だからベトナム経由の輸出が急増しているのだ。それで莫大な資金が集まってくる。加えるに海外各国が生産拠点を中国からベトナムへ移転する傾向が鰻登りに増加している。その他の要因でも資金が溢れるように押しかけている。

 ベトナム共産党は潤沢な資金を活用した経験がない。だから藁にも縋る思いで峰に相談がきたのだ。

 この情報から判断してもベトナムの凄まじい経済発展はしばらく持続するだろう。となると今後、10年間でベトナムが世界の中堅国家に浮上するのは間違いない。

 同様に東南アジアのインドネシア、タイ、マレーシア、フィリピンが続々と経済的地位を固めることになれば、世界的にそれらの国の発言力が高まるだろう。

 となればアメリカ対中国・ロシアで激突する世界戦争の危機が高まるとき、是非、緩衝役を果たして欲しいと思うのである。

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