2024年12月22日( 日 )

【福岡県議選】仁戸田前副議長が後援会事務所開き

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仁戸田元副議長    4月9日投開票の福岡県議会議員選挙に立候補を予定している現職の仁戸田元氣福岡県議会議員(福岡市西区・立憲民主党)が19日、事務所開きを行った。JR今宿駅近くの事務所には、仁戸田県議の地元支援者を始め、支持団体などから約50名が駆けつけた。

 事務所開きにあたっては、神事が厳粛に執り行われた。挨拶を行った選対本部長の野田和之・自治労福岡県本部委員長は、「仁戸田県議は県議会副議長も経験され、福岡県政にとって欠かせない存在です」としたうえで、「立憲民主党の(福岡県連)幹事長をしており、自分の選挙だけではなく、福岡県全体の目くばせ、気配りをしなければならないので、自分の選挙に専念できません。今回なんとしても福岡県議会に送っていただくために、今日お越しの皆さんが地域で支援の輪を広げていただくことが、何よりも大事と思います」と力説。集まった人々に支援を呼びかけた。

 来賓を代表して、福岡市農政連の堀田和秀委員長が挨拶を行った。「私たち農政連は初めて元氣さんを推薦いたしました。元氣さんを推薦したいと、今宿、今津、北崎、元岡の各地域から声が挙がってきました。農政連は今までずっと自民党だったと思ってらっしゃると思います。私たち農政連は、農業をしっかり考えていただける、また地域をしっかり考えていただける方を選んでいきます」と述べつつ、農政連として初めて仁戸田氏を推薦した理由を語った。

 また、「農業は大変厳しいです。米は昭和からずっと価格が下がりっぱなし。燃料代は高止まり、機械が買えない。そういうなかで私たち農業者は頑張っております。しかし、農業は国の基本です。衣食住、まずは食がないと国は成り立ちません」と、農業を取り巻く危機的状況を訴え、「仁戸田さんが当選されるよう農政連として頑張っていきます」と決意を語った。

 メッセージ紹介や支持労組からの応援演説を受けた後、マイクを手にした仁戸田県議は、「13年前に福岡に戻ってまいりまして、政治活動をスタートさせました。今宿の交差点に立って1人で旗を立てて政治活動を始めましたが、地盤も看板もお金もないなかで帰ってきて、企業後援会の方に、ざるをもってカンパを集めていただき、無事無投票で当選できました」と、初当選を振り返った。

 さらに、「服部知事のときに、自民党から共産党まで『仁戸田元氣』と書いていただき、副議長としてコロナ対策など知事と一緒に仕事をさせていただいたことは、これから必ず私の政治家として、人生にとって役立つと思いますし、地域の皆さんの悩みや苦しみやお困りごとに力を尽くせる立場に、ようやくなれたなと思います。しかし、選挙だけは私1人の力だけではどうにもなりません。しっかり皆さんからお支えいただいて勝ち残りたいと思います。最後までのご支援をお願い申し上げます」と述べつつ、4期目を目指して福岡県議選に臨む意気込みを力強く示した。

【近藤 将勝】

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