蔵内県議ら、若者と筑後市の未来を語る
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26日、JR筑後船小屋駅隣にある九州芸文館で「ちっご会議in九州芸文館なんでん聞いてよかばい‼」が開催された。主催の「ちっご会議」は、筑後市在住の30代から40代の若手が発足させた市民グループ。パネリストとして登壇した蔵内勇夫福岡県議会議員、若手市議である40代の大石昭彦筑後市議、30代の鶴佑季子筑後市議の3名と会場とのディスカッションが行われた。
直接対話をする機会が少ない蔵内県議に直接質問や意見を行えるとあって、筑後市在住の30代から40代を中心とした市民や、隣のみやま市選出の板橋聡県議など近隣市町村からも200名を超える参加者が詰めかけた。なかには、赤ちゃんを抱いた女性の姿も見られた。
福岡県政のドンと呼ばれる蔵内県議だが、この日は、カジュアルな服装で登壇し、若い世代の忌憚のない意見に耳を傾けた。
当初は、緊張した雰囲気があったものの、ふせんに、質問事項を書いて質問や意見を出すかたちで多くの意見が寄せられ、後半には会場からも質問や意見が出された。
「市役所がもっときれいだと嬉しいです」「税金の負担を軽くできませんか」「学童保育は7時30分から開いていた方がいいと思います」など多様な市民のニーズを訴えるものであった。
蔵内県議も質問に答えるかたちで「皆さんの声で議会を動かすことができる」として、一昨年、福岡県議会が全国初の議会ハラスメント防止条例を制定したことを披露した。同条例制定のきっかけは、鶴市議が、選挙時や市議会において受けたハラスメントを県や県議会に告発したことであった。
筑後市は、県南地域で唯一人口が減少していない自治体で、今回のイベントをきっかけに4月の県議選に対する関心が高まることが期待されている。
【近藤 将勝】
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