2024年12月22日( 日 )

福岡商工会議所がトヨタ「レクサス」工場と茅乃舎の視察会開催

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 福岡商工会議所の「情報・文化・サービス部会」は7日、トヨタ自動車九州(株)(宮田工場、福岡県宮若市)と(株)久原本家が経営する「御料理 茅乃舎」への視察会を開催した。テーマは「おもてなし」。宮田工場では高級車「レクサス」の製造ラインに採り入れられている塗装工程を中心に、その技術のなかに秘められたおもてなし精神について学んだ。その後訪問した茅乃舎では、高い評価を得ているレストランでのおもてなしを実現するための取り組みについて、支配人から話を聞いた。

宮田工場PR館での様子
宮田工場PR館での様子

 宮田工場はレクサス専用組立工場で、海外(80の国・地域)向けを中心に製造されている。1台のレクサスの組み立てに必要な19時間のうち、吹付塗装は10時間を占める。職人の高度な技術を再現した塗装ロボットの仕事ぶりや、僅かな塗装ムラやくぼみも見逃さない品質確保の取り組みなどを、工場内のこだわりコーナーや第2塗装工場の見学などを通じて学ぶことができた。

 茅乃舎では、浦岡浩二支配人が「期待を上回る」おもてなしを可能にする表情や視線、距離感、スピード感など、スタッフが重視すべき10の項目と向上策などについて紹介、解説した。

茅乃舎での様子
茅乃舎での様子

【田中 直輝】

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