破産手続申請準備中 負債総額 5,600万円
主な倒産理由/コロナ関連
同社は1月30日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任。破産手続き申請の準備に入った。担当は渡会祐二弁護士(佐世保フロンティア法律事務所、長崎県佐世保市白南風町1-13、電話:0956-59-7986)。負債総額は5,600万円(2021年12月期末時点)。
同社は1981年3月創業、86年1月に設立された寿司店運営業者。長崎県佐世保市で「安兵衛寿し」の運営を行うほか、冠婚葬祭用の仕出し料理や弁当の販売なども手がけており、2018年12月期には約1億8,000万円の売上高を計上していた。
しかし、20年春からのコロナ禍の影響で客足が遠のいたことに加え、仕出し料理の需要も大きく低迷し、21年12月期の売上高は1億1,400万円まで減少していた。その後、先行きの見通しが立たないことから事業を停止した。
【立野】