2024年11月25日( 月 )

福岡県・福岡市議選スタート(4/9投開票)

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 都道府県議、政令市の首長、政令市の市議が対象となる統一地方選の前半戦が始まった。福岡県議会議員と福岡市議会議員の選挙が本日告示された。

 福岡県議会議員は、選挙区が人口減少などで、久留米市選挙区と隣接するうきは市選挙区が合区となり、45選挙区から44選挙区となった。県全体の定数は、これまでと変わらず87人である。福岡県選挙管理委員会によると、県議選には、前回より4人多い126人が立候補を届け出た。党派別では自民党が44人、立憲民主党が17人、公明党が10人、共産党が6人、農政連が1人、日本維新の会は7人、国民民主党が1人、無所属が41人となっている。

 福岡市議選は、定数62に対して97人が立候補の届け出を行った。

 県選挙管理委員会が発表した県議選の選挙人名簿登録者数は、422万4,592人で、前回よりも1万2,914人少ない。福岡市議選の選挙人名簿登録者数は、130万467人で、前回に比べ3万9833多く、7つの選挙区すべて前回より増加している。

 今回の県議選は、筑後市や八女市・八女郡、行橋市などにおいて事実上の保守分裂となっており、有権者がどのように判断するのか注目される。

 主な争点は、3年におよんだコロナ禍で疲弊した地域経済の立て直しや家計を圧迫する物価高騰対策、少子化対策、公共交通問題など。福岡県議選と福岡市議選は、4月9日に投開票が行われる。

【近藤 将勝】

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