2024年11月29日( 金 )

【観光客増加による明暗(7)】観光客に縁なく、閉店か

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 福岡市博多区綱場にあったお好み焼き屋が閉店した。「潰れたのか?」「移転したのか?」、定かではない。ただ、不思議なのは繁盛していたのは間違いないのである。昼間のサラリーマン向けのランチはそれなりにお客が押しかけていた。稼ぎ時である夜の部が満席になることをしばしば目撃していた。金曜日は昼食ランチを止めて夜の営業に注力していた。夜は摘まみメニューを注文しながら焼酎ロック3杯で4,000円以内に収まっていたからサラリーマンにとってまさしく天国であったと思われる。

    さらに不思議な点を付加する。店の主人を含めたスタッフ数は7名であったが、非常にチームワークが良かったことを目の当たりにして、清々しさを感じていた。お好み焼きセット(1,600円)を持ち帰ったり、」社員たちにお土産として配ったりしたが、誰からも感謝された。閉店理由がいまいち釈然としない。ただ観光客に縁が無かったことは間違いない。

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