大林組 反動増で大幅増益も今期は減益予想
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11日、(株)大林組(東証プライム)が2023年3月期の決算発表を行った。
同期は売上高1兆9,838億円(前期比3.2%増)、営業利益938億円(同128.5%増)、経常利益1,008億円(同102.2%増)、当期利益776億円(同98.5%増)を計上。前期に大規模工事複数件で工事損失引当金を計上したことによる反動増で大幅増益をはたすも、21年3月期(営業利益1,231億円)は下回った。受注高は、大型案件受注の影響により、前期比3.5%増となる2兆2,222億円となった。
24年3月期は売上高2兆2,800億円(同14.9%増)、営業利益740億円(同21.1%減)、経常利益790億円(同21.6%減)、当期利益550億円(同29.2%減)、受注高は2兆1,350億円(同3.9%減)を予想している。原価高騰などによる粗利率の低下により、減益となる見通し。
【永上 隼人】
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