2024年11月22日( 金 )

ホール数減少も、増収の王者マルハン

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 全国でパチンコホール「マルハン」を300店舗以上展開する(株)マルハンはこのほど2023年3月期の決算を発表した。

 同期の個別決算は、店舗の統廃合を進めた結果、店舗数が前期の314店舗から310店舗に減少したものの、1兆2,496億円の売上高を計上し、前期比で384億2,700万円の増収をはたした。営業利益以下の各利益は前期比減益となったが、営業利益110億5,000万円、経常利益171億1,500万円、当期純利益62億6,100万円を計上しており、コロナ禍のホールに対する“魔女狩り”の影響から脱しつつある。なお、連結決算では1兆3,196億3,300万円の売上高を計上し、前期比486億7,900万円の増収をはたしている。

 今後は、細るパチンコ市場で巧みに寡占化を図ることで、コロナ禍前の約1兆4,000億円(連結で約1兆5,000億円)の売上規模にどこまで戻せるかが注目される。

【代 源太朗】

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