午前6時40分に福岡市西区の家をでた。「高速道路は通行不能」と判断して一般道を走った(高速は実際には通行可能であった)。愕然とした。側溝の水(泥水)が溢れていた。こんな光景は初めて見た。「室見川の氾濫があり得る」と室住団地(福岡市早良区)へ向かった。室見川の土手と団地の間の道路は冠水している。車の往来は無理だ。バックして駐車場に車を置き、土手を駆け上がった。いや驚いた!土手で最も高い位置に道路が敷設されているのだが、その道路の足元まで激流が迫っていたのだ。
心配して現地の様子を眺めにきていた住民の方が不安そうに次のように話してくれた。「30分前はこの土手を越えそうな勢いでした。団地内に水が流れ込むことも覚悟しましたが、今は水位が多少下がったので一安心です」。しかし、土手の最も高い地点から5cm下まで激流が押し寄せている。この住民の方は同団地に30年住んでいるが、これほど恐ろしい光景を目の当たりにしたのは初めてという。室住団地に隣接する有田地区の道路は冠水しており、運転には難儀した。
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