八代亜紀さん、年内活動休止　中洲ジャズも出演取り止め

　歌手の八代亜紀（73）さんが膠原（こうげん）病のため、年内の活動を休止すると12日、所属事務所が発表した。

　発表によると、八代亜紀さんは8月下旬から体調不良を訴え、複数の病院で診察を受けたところ、膠原病との診断を受けた。治療に専念するため、23年内の活動を休止するとしている。

中洲ジャズも出演取り止め

　9月16日（土）、17日（日）に開催される中洲ジャズでは、16日のRedステージに出演を予定していたが、出演キャンセルとなったことが公式ホームページで明らかにされた。

　八代亜紀さんは中洲ジャズの常連で、いわば中洲ジャズの呼び物だ。12日に発表された出演取り止めの一報に触れたジャズファンからは、八代亜紀ロスの声が挙がっている。

　今年は彼女の歌声を聴けず残念だが、ぜひ、病気を克服して、また中洲ジャズで歌が聴けることを楽しみに待ちわびたい。

膠原病について

　膠原病は全身の血管、皮膚、筋肉、関節などに炎症が見られる病気の総称。原因不明の発熱、湿疹、関節の痛みなどが共通してみられ、とくに女性に多い病気として知られる。代表的な膠原病の1つに関節リウマチがある。膠原病は完全に治すことは難しいとされ、早期に適切な治療を行い、症状を抑えて普通の生活を取り戻すことが治療目標とされる。

【寺村朋輝】